2016 May

 

 
 
GWが始り仕事も一段落、夕方の新幹線で軽井沢へ向かう。暮れかかった空が美 しい・・・。快晴の朝、まだ空いている旧道にお散歩に行く。画廊を覗 いたり 古本屋さんで画集を見たりしてカフェでエスプレッソを。東京からの友人も到着 して森の中をゆっくり歩いて我が家へ。テラスでお喋りしながら 過ごす軽井沢 らしい一日。

 

 

 
 
 
旧軽井沢の別荘地を歩いていると、朝吹登美子さんの「私の軽井沢物語」出てき そうな古きよき時代の避暑地の雰囲気が偲ばれるような素晴らしい別荘 に出会 う。昔、父が良くお訪ねしたM家の別荘も今は静まり返っている。軽井沢の自然 を壊さず、調和するような別荘を建てて欲しいと心から思う。

 

 

 
 
 
晴天に恵まれた今年のGW、主人たちも到着して今年初めてテラスでランチを。父の設計したテラスの大きな家で育った私はとにかく外で過ごすのが好き。宿題も工作もけやきの木に 包まれたテラスでしてい た。今もランチからディナーまでお天気がよければほとんどこのテラスで過ごす。何よりの感謝はインターネット。軽井沢のテラスで仕事が出来、 パリ の友人とライブでチャット・・・。そんなお喋りをしつつランチの後は極上のエスプレッソを。

 

 

   
 
 
主人の設計によるN御夫妻の別荘に伺う。私がパリに着いてすぐの頃、某百貨店 のフランス社長をしていらしたN氏とはもう30年近いお付き合い、今 では すっかり家族ぐるみでお付き合い頂いている。主人の設計のコンセプトをとても 大切に住んで下さって本当に感謝。18年前に建った頃と全く変わ らないとい うより経年による味も加わって更に素敵な感じに。建築家は施主次第・・・とつ くずく思う。助手のY君もそんなことを感じてくれたらとて も嬉しい。

 

 

   
 
 
来客の多かったGWも終わり、膨大な書き物の仕事を持って篭る予定だったこと を思い出す・・・。まずはリラックスが大切と新緑に囲まれたプール へ。ジャ グジーに入っては泳ぎすっかりヴァカンス気分。ヴァカンスはもう終わったは ず?午後からはしっかり仕事をする。

 

 

 
 
窓いっぱいに広がる新緑の気持ちよさに励まされ膨大な書き物の仕事もおおいに はかどり、気分は一段落。今年は乗馬を再開したいので馬を見に行く。 日本離 れした馬場の雰囲気と馬の匂い、アメリカで乗っていた頃のことを思い出す。早 速馬場に出て真近に見ると、馬って本当に美しい・・・。

 

 

 
 
友人O君の結婚式で阿佐ヶ谷にある馬橋稲荷神社へ伺う。都内最大を誇る随神 門、樹齢400年の檜葉の材を使用した高さ8メートルの朱塗りの大鳥居 と東 京の真ん中とは思えないスケール。東京三鳥居の一つに数えられるこの鳥居には 昇龍、降龍が刻されている。

 

 

 
 
神主様のお話を伺い神聖な気持ちになって新郎新婦をお迎えする。宮司様の所作 一つ一つにそれぞれの意味が込められているのであろう。神社での祭祀 など普 段拝見する機会はなかなかないので つぶさにその所作に目をみはる。不思議と浄化されたようなピュアな気分、正に 「神聖な」気持ちになる・・・。

 

 

 
 
 
綿帽子をつけた新婦と新郎が静々と境内に入場し司式が始まる。巫女さんが神酒 を注ぎ「三献の儀」と呼ばれる三三九度。24年前、日枝神社で結婚式 を挙げ た時、大中小の3つの杯は「天、地、人」を表すと教わり大変パノラミックな気 持ちになった事を思い出す。

 

 

 
 
パリのアトリエの引越し、東京の事務所の引越し、東京のアトリエの改装、そし て母の逝去・・・と、本当にめまぐるしかったこの2年。「大混乱を克 服す る」というと大げさに聞こえるけれど、気分的には正に「大混乱」であり、よう やく「克服」したという境地。30年近いパリの生活とキャリア、 膨大な量の 素材のサンプルや試作品、撮影で使った小物などなど。一時は途方に暮れていた けれど、「必ず終わる」と信じて、そして「やらなきゃ終わ らない」と肝に銘 じて・・・。アメリカで盛んなガレージセールと言うより、何だかパリの蚤の市 みたいと、フランス人学校の先生方が喜んで下さる。 アトリエのガレージセー ルもいよいよ終盤!

 

 

 
 
 
フランスのノルマンディー地方のルーアンで療養している友人から、美しい中世 の面影を残すハーフティンバー(木骨組み)の家々が立ち並ぶ旧市街の 写真が 届く。東京のメトロに乗っていながらノルマンディーのライブなヴィジュアル、 今晩はテラスでシードル(ノルマンディー地方のりんごのサイ ダー)でも?早 く良くなって欲しいと願うばかり・・・。

 

 

 
 
 
ノルマンディーの海岸で開催されるヨットレース、今年は応援しか出来ないけれ ど、と美しい入り江の写真を。早く元気になってまたヨットに乗れます よう に・・・。

 

 

 
 
diary index 忙しかった5月もようやく終わり、軽井沢に辿りつく。駅を降りるとグルーミー な霧でなんともロマンティック。夜中に雨が降ったせいか快晴の朝、 木々の緑 が朝露に濡れていっそう色濃く「鬱蒼とした」と言う表現がぴったり。何だかア ンリ・ルソーの絵を思い出す。早朝のコーヒーもランチもテラ スで頂ける程暖 かいのはまだまだ珍しい。ミスティーな森の匂いに包まれて・・・。 page top

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